施設に行ったら、確かに24時間誰かに見守られ、呼んだら人が来てトイレに連れて行ってくれるかもしれません。それが施設のメリットですが、家にいた時の気ままさはありません。
自分の家、自分の生活、見慣れた場所、好きな風景、愛する人と暮らした空間…そんな郷愁はなくなります。在宅での介護を支えるということはその人の人生の歴史、丸ごと支えるということなんです。そこにご家族が入るときは、ご家族との関係を含めてケアするのです。しかも、週に1回とか数回とかのケア、これを決して点にせず、面にして支えるのです。
訪問しないときもその人の暮らしを見通すアセスメントが必要なのです。そばにいなくてもその人を支えるのが訪問介護です。
移動は主に自転車ですが、確かに大変な時もあります。でも、利用者はわたしたちを心待ちにしています。私たちがいかないと、食事・排せつに困るのです。訪問したとき、利用者さんの笑顔を見ると、思わず顔がほころびます。
大切なのは、利用者様をサポートするために、寄り添う気持ちです。
介護の技術や専門知識は入社してから勉強することができます。
実は、国立メディカルケアでは、一般学部出身の先輩が大半なんですよ。
研修カリキュラムも充実しているので、介護経験が全くなくても安心して働けます!
キャリアについては、色々な選択肢があります。
今、できないことを1つずつできるようにしていき、介護の面白さを感じていった先に、新しい景色があります。
それがどんな景色なのかは、行ってみなければわかりません。
具体的には、下のようなキャリアパスがあります。
日々の体験や、上司や先輩と話をしながら、ぜひ、たくさんのことを吸収してください。
いろいろな人がいて、いろいろな人生があって、正解というものはないんです。
本人が後悔していたり、今あまりふるわない人生を歩んでいるように見えたとしても、それはその人が生きてきた人生の集大成なんですね。
私たちはその人がその日その日を暮していくことを支えながら、人生を振り返り、
本人が何らかの意味づけや解釈するのに
耳を傾けることもあります。
そうして最期の時まで
前を歩いて行くのを見送るとき、
自分もこんなに立派に最期を迎えられるだろうか
と思うんです。
本当にすばらしい人ばかりです。
素敵な出会いがたくさんあります。